「独学」によって自分ブランド=“マイブランド”を高める、とは?
他の誰からも追随されない“自分”を作ること、です。
そしてレッドオーシャンからブルーオーシャンへとシフトすること。
競争(レッドオーシャン)から抜け出して、消耗戦をやめる。そしてよりクリエイティブな活動で競争相手のいない唯一無二(ブルーオーシャン)の自分になる。
私の場合は<街の洋菓子屋さん>(レッドオーシャン)から<酒粕スイーツ専門店>(ブルーオーシャン)に業態を変えたことがそれにあたります。
語りたいのはそれではなく、もう一つのブルーオーシャン化させたプロジェクト。
それは私のYoutube チャンネルです。私の最新の「独学」の成果です。
<Kitchen Princess Bamboo/Japanese everyday food>
【日本人パティシエが作る家庭料理in English】
日本語にするとあまりかっこよくないのですが、広い広いyoutubeの世界に”日本人パティシエ”と”家庭料理”の設定は私だけ。
元々、10年来続けていたお料理ブログをやめて、お料理動画に進化させました。
パティシエによるお菓子チャンネル、在米主婦による家庭料理チャンネル、プロによる和食チャンネルはいくつかあります。パティシエが作る家庭料理はゼロ。
約1年半前にスタートさせ、お気に入り登録5万人を超えました。
海外に住んだこともない外国人がつたない英語で頑張っているのも響くのでしょうか。もちろん広告収入も頂いています。
私がyoutubeチャンネルを始めるために「独学」したことは
- チャンネルに紐づけるウェブサイトをwordpressで構築
- ビデオの撮り方
- ビデオの編集
- ナレーションと音楽を動画にのせる方法
- クッキングの手順をナチュラルに表現するための英語
以上。ビデオをアップロードするために必要な知識は全て独学しました。
ITの知識ゼロ、テックに弱い私にとって、1.のウェブサイト構築が一番の難関でした。
「独学」を始める前、ワードプレスはプロの仕事だと思い込んでいましたし、当社のサイトはプロにお願いしました。5年前の会社設立時に出来なかったことが、やる気を出して「独学」したことで出来るようになりました。
成長を妨げる第一のフレーズ「思い込んでいた」
自分の思い込みに縛られ、新しいことにチャレンジできない自分に気づくことが変化と前進の第一歩です。「独学」にはその思い込みを変える力があります。
思い込みが薄れ始めたのは、Youtubeで見つけたこの動画。
3時間以上にわたってwordpressの構築方法を一から説明してくれているもの。英語の動画ですが、知りたい事だと必死になるので、不思議と何回か聞くうちに分かってくるんですね。この3時間動画を基にその他にも動画を何本か、ウェブサイトもいくつか研究してなんとか、かっこいいサイトが出来ました。
日本語の動画でここまで詳しいものはありません。
ホリエモンさんが言っていましたが「youtubeがあれば大学は必要ない」。まさにおっしゃる通りです。ありとあらゆる知識と技術があふれています。
ゼロから一を生み出すのはそれなりに大変ですが、生み出したものは完全に自分のもの。それが醍醐味。
また、英文科を卒業したからと言って、情報科学系のボキャブラリーは習っていません。ウェブサイトの構築方法は教科書には出てきませんから。でもそこで諦めたら何も生み出せません。
ここで出てくるのが成長を妨げる第二のフレーズ「習っていません」。
学びを「学校」の感覚のまま引きずっている証拠です。
大人の世界では、これは言い訳にはなりません。自営業であろうが、会社員であろうが習っていないから出来ないということは決して言ってはいけません。
始めは何が何だかわからなくても、何回もチャレンジすれば出来ます。
言い換ええると、出来るまでやめないこと。この言葉に尽きます。
頑張って頑張って出来た時はすごくうれしい。産みの苦しみが大きいほど達成感も大きい。
でも、ほっとしたのもつかの間、また次の難関が訪れます。ひとつの山を越えたら、次のさらに高い山が待っています。
その高い山(課題)は
・定期的なメールマガジンの作成
・動画をもっと魅力的にする
・世界各国のジャパニーズフードマーケットのおまとめページ
・食感や味に関する表現を豊富にする
などなど。ファンの人たちが日本料理を作りやすい環境を整えることが目標です。
簡単なことではないかもしれませんが少しずつ登り始めています。いつか越えられなくなる時が来るまで少しずつでも進みたい。そのための「独学」をこれからも続けたい思います。
「思い込み」と「習っていません」という二つのフレーズを排除して、「独学」で新しいチャレンジを始めましょう。
「独学」により、マイブランドにどんな付加価値をつけますか?
次回は自分の好きなことを見つけるお手伝いをしたいと思います。