免疫力を上げる方法

私が生きてきた人生の中で、今ほど不安定だったことはありません。
コロナウィルスという未知の物質により、世界中が大混乱しています。
情報の世界というのは、不安を煽ったり、ネガティブな情報の方が拡散しやすいのはご存知の通り。
私のかかりつけの医師によると「今出来ることは、免疫力を上げることだけ!」と、断言しています。
免疫を上げるために睡眠をとり、栄養をとり、体を鍛える、そんな当たり前のことを詰め込みました。
私は15年以上風邪を引いたことがなく、今までの人生でインフルエンザに罹患したことがありません。
「ば◯は風邪をひかない」と言われればそれまでですが(笑)、ご参考にしていただけるのではないかと思い、私の心がけている習慣をご紹介いたします。
1)睡眠

何よりも大切なのは睡眠です。
睡眠さえしっかり取れていれば、どんな病気にもならないとさえおっしゃる先生もいらっしゃいます。
一昔前は寝ないことが出来る大人の条件のようなイメージがありましたが、現在は最低7時間は寝ないと日中のパフォーマンスが落ちることがわかっています。
寝ている間に、知識やインプットを脳に定着させる作用があり、身体面では活動によって傷ついた体の器官を修復します。
特に、クリエイティブな活動においては、脳を最大限に働かせるためには疲労がない状態で望まないと結果につながりません。
私は23時~6時まで、ぐっすりと眠っています。
23時に寝るなんて、早すぎない?とよく言われます。
私は、23時に眠るために毎日のスケジュールを設定しています。
1日の過ごし方を充実させ、効率よく日々のタスクをこなすことが習慣になっていれば、十分可能です。
何より、このリズムで生活することが私のパフォーマンスを最大化することを知っているので、崩すわけにはいかないというのが本音です。
生活を見直し、しっかりと睡眠時間を取ることを心がけてください。
2)お風呂

毎晩お風呂に入り、体温を上げます。
日本人の方はほとんどがお風呂に入る習慣をお持ちだと思いますので、今更効能を申し上げる必要はありません。
日々のお風呂に追加して私がやっているのはアイスヒートメソッドです。

まず、温かいお風呂(43℃)のお風呂に約10分間入り、体を温めます。
その後、12〜15℃の水風呂に30秒浸かります。
その後、温かいお風呂に30〜60秒浸かります。
これを10セット繰り返します。
自宅に2槽もバスタブはありませんので、休みの日に近所の温泉に行ってせっせと行っています。
ご自宅でされるなら、水風呂の代わりに水シャワーを浴びると同じような効果が得られます。
「水風呂なんて、そんなのムリ!」
と言われてしまいそうですが、お聞きください。
私はこの本でアイスヒートメソッドに出会いました。
息子が部活で疲れていたので、何かいい疲労回復術がないかと模索していたところでした。
アスリートたちは疲れた筋肉を回復させるためにプロテインを飲むことを勧められたりするのですが、栄養は食事から派の私は何か違うなと感じていました。
添加物だらけのプロテインを飲んでも逆効果だとしか思えなかったので。
話をお風呂に戻します。
冷たいお風呂に入るという体にとってのストレスはどれほどのことなのか、まずは自分で実践してみました。
するとどうでしょう。
冷たいお風呂は、すごく辛くてもういやだ!と思ったのですが、終わった後、今まで感じたことがないくらい体が軽かったのです。
パソコン作業による肩こりも、アイスヒートメソッドで止まっていた血流がザザ〜っと流れていくような感覚を持ちました。
あまりにも体調がよくなり、仕事の効率も上がったのでそれから毎週温泉に通うようになりました。
行けない時は代わりに冷たいシャワーを浴びています。
もし全身浸かるのが辛いなら、足首から下を水に浸してみて下さい。血行が良くなることを実感すると思います。
傷ついた体を修復するには新しい血液を集めて循環させることが必要です。
血液循環の良い健康な体は免疫力も非常に高まっています。
息子のためにと思ってやってみたことが、すっかり自分の習慣になってしまいました。笑。
※慢性疾患をお持ちの方はお医者様にご相談の上、自己責任で行ってください。
3)栄養
言うまでもありませんが、しっかりと栄養を撮ることも免疫力を高く保つためのは重要です。
腸を健康に保つことが免疫力を高く保つことにつながります。
・発酵食品で腸内の免疫細胞に良い餌を与える
・緑黄色野菜のβカロテンを摂取して粘膜を強化
・生姜で体温を上げる。
大きく分けてこれらの3つを意識して、いつも食事を作っています。
ここではいくつかのおすすめレシピをご紹介します。
かぼちゃのそぼろあん

〈材料〉
かぼちゃ 300g
出汁 1カップ
薄口醤油 小さじ1
砂糖 小さじ1/2
① 一口大に切ったかぼちゃを柔らかくなるまで煮る。
豚挽肉 100g
出汁 1カップ
酒 大さじ1
おろし生姜 小さじ1
薄口醤油 大さじ1
みりん 大さじ1
片栗粉 小さじ2+水小さじ2
② 豚挽肉、酒、おろし生姜を鍋に入れ、箸でほぐしながら馴染ませる。 中火にかけてポロポロになるまで炒り付ける。
③ 出汁、薄口醤油、みりんを加えてひと煮立ちさせて灰汁を取る。水溶き片栗粉でとろみをつける。
④ かぼちゃに挽肉あんをたっぷりかけていただく。
かぼちゃと豚肉の組み合わせは、疲労回復のための最強コンビです。
しっかり食べて、お風呂で体を温めて、心地よいベッドで寝る。
これに勝る免疫力アップの方法があるでしょうか?
是非、お試しください!